屋根の素材としてよく知られているカラーベストですが、古いものですと築8~10年ほどで材質に変化が生じ、塗装が劣化したり色褪せたり始めると言われていましたが、近年では色褪せなどの変化が少なくなってきていると言われています。約30年ほどの耐久性が見込めるような質の高いものを発表しているメーカーなどもあるようで、自宅の屋根に良い材質を使いたい場合は、業者や住宅メーカーなどに詳しく製品を訊いてみるのも良いでしょう。

自宅の屋根にカラーベストを使用している場合、劣化対策としては大きく二つのやり方があるそうです。

一つは「塗装」。この場合、基本的な塗装が終わった後に、カラーベストの継ぎ目の部分に塗料が詰まったときの処理などを怠ると、雨漏りの原因になったりもします。手を抜かない、しっかりとした業者を選ぶことが重要であるようですね。

もう一つは「葺き替え」。もちろん、この場合は塗装よりも大掛かりになるため、塗装だけを依頼した方が安く済ませられると考える方も多いと思われます。しかし、実はそうではない場合もあるのです。

例えば、「Sさんは築15年時に約50万円かけて屋根を塗装し、築30年時に約100万円かけて葺き替えをしました。Fさんは築15年時に約100万円かけて葺き替えをした後、その後まったく工事をする必要がなくなりました。」

こうして考えた場合、早めに葺き替えを行ったFさんの方が金額的には得をしています。安上がりな方を選ぶのではなく、いっそのこと早めに葺き替えてしまった方が逆に負担が減る、というパターンもあるわけですね。その家で何十年もずっと住んでいく、という考えなのか、それとも将来的には引っ越しをしたいと考えているのか、個人のライフプランによっても、どちらを選ぶ方が良いのかは変わってきます。